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タンギングと舌ウォーブリングについて

タンギングと舌ウォーブリングの違い、タンギングとウォーブリングが同時に起こる状態について説明します。

タンギングと舌ウォーブリングの違い

タンギングでも上顎系舌ウォーブリングでも同じ「l(エル)」の舌使いをします。しかし、奏法としては全く別物として扱われています。タンギングとウォーブリングの違いとは何なのでしょう?

感覚的な音の違い

まず、タンギングとウォーブリングの音に着目してみるとわかりやすいです。タンギングでは「tututu、kukuku、lululu」と子音を加えて音を区切っています。 たとえば、強く「tu、tu、tu」とタンギングをする場合、舌の動きによって息の流れがいったん止まり、子音の付加と音の区切りが生み出されます。「lu-lu-lu」のような息を出しっぱなしにする レガートタンギングなどでも、子音の付加と音の区切りを生み出しているにすぎません。それに対してウォーブリングでは音の区切りのみならず、「ピロピロ」という音(音高など)の瞬間的な変化 を伴います。このようにタンギングと舌ウォーブリングの違いは、音を聴いて感覚的に区別するこができます。

口腔内の感覚の違い

次に、口腔内の感覚的な違いについて、タンギングと上顎系舌ウォーブリングの違いを例に説明します。タンギング(レガートタンギングを含む)の場合でも上顎系舌ウォーブリングの場合でも、舌を 上顎に着けている瞬間があります。ウォーブリングでは舌を着けている瞬間、確実に音が鳴っている感覚が存在します。それに対し、タンギングでは舌を着けると音が止まったり、(レガートタンギングの場合でも)その瞬間口笛の音が 鳴っているか判断のできない曖昧な感覚になります。タンギングとウォーブリングの違いは、その瞬間に口笛の音が鳴っている感覚があるかどうかで区別できるのです。

音響学的な違い

音響学的な違いはおそらく存在します。タンギングやウォーブリングで演奏した口笛音の基本周波数を分析したところ、タンギングでは無音部分が確認され、ウォーブリングではきわめて短い瞬間的な 音高の変化が確認できます。しかし、実際合成音での聴取実験がなされていないため、確実とは言えない状況です。(2015年7月時点)

タンギングでもあり、ウォーブリングでもある状態

口笛の音にはタンギングでもあり、ウォーブリングでもある状態が存在します。舌ウォーブリングでは舌の着け離しによって「ピロピロ」と音を変えますが、その際少しではありますが舌の着離音が発生しています。 この着離音を相手に聴こえるように大きく演奏するのです。この舌の動きによる着離音とはまさしくタンギングのときに加わる子音であり、 ウォーブリングと同時に行うことができるのです。しかし、実際のところタンギングにより子音が邪魔をして、ウォーブリングの「ピロ」という音が聴こえにくくなってしまいます。それによりタンギングとウォーブリングを 組み合わせているような音に聴こえます。

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